響葵の庵
~気の赴くままに書いた詩~
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夢花火
2013年03月06日 22:46
人が生きていく中で実際に叶えられる夢はほんの一握りだけ 叶わずに消える儚い夢なら、いっそ見ないほうがいい だけど人は夢を見られるから生きていける 夢を見るから 儚く消えた夢があるほど人は強くなれる 強くなった分だけ新しい夢に向かって、走っていけると信じている 叶った夢は綺麗に光り輝き、叶わない夢は散っていく だけど叶わなかった夢はまるで花火のように綺麗に散っていく 今まで込めていた想いが弾けるように綺麗に咲き誇る 夢花火を見ながら探しに行こう 新しい夢を見
闇に伸ばす手
2013年03月06日 22:46
一縷の光も届かない闇の中 もがくように伸ばした手 別に救いが欲しくて 誰かに握り返して欲しくて 希望を求めていた訳じゃない ただ、そうしていないと 自分さえ消えてしまいそうだから 当てもなく闇の中に手を伸ばす 始めは意味があったような気がする 大事なこと とても大切なこと だけど、それがなんなのか 今はもう覚えてない 常世の闇の中 僕は何を求めていたのだろう
願い
2013年03月06日 22:52
初めは会話やメールできるだけで十分だった 他愛もない話で盛り上がる日々 ただ一緒に話せるだけで嬉しく 一緒に遊びに行くのが当たり前になると 貴女と遊びに行くことが何よりも楽しみになっていた 知らず知らずのうちに想いを寄せ募らせ 他愛も無い会話 遊びに出かけた時間 一つ一つの時間が掛け替えのないものに変わっていく だけど 俺に人を好きになる資格はない ただ貴女を想うだけ 一方通行の想い… ただそれだけ良かった それだけで良かったのに… 季節は巡り、お互いの道を歩き出し頃 ただ想っているだけで良かった感情はいつしか 想われたいと願うようになっていた それは願ってはいけない 望
道草
2013年11月29日 02:30
思い通りにならないことは 生きていれば何度でもある イライラしたり焦ったり そんな感情が前に出てくるだろう そんな時だからこそ落ち着こう イライラする気持ちを静めて空をみよう 焦る気持ちを抑えてのんびりいこう 一度足を止めきた道を振り返れば 見落としたものが見えるかもしれない 忘れていた気持ちを思い出せるかもしれない 長い人生なんだから たまには道草するのも良いじゃないか 気分を変えることが出来のなら また歩き始めればいいさ
旅人
2013年11月29日 02:30
何を求めているのかは違うけど 人は何かを求め続けている旅人だろう それならばボクは一体何を求める旅人だろうか 最初は何かを探していたはずなのに 今では何も思い出せない 心さえも何処かに忘れてしまったまま倒れ このまま起き上がらなくてもいいかもな 死んだところで何も変わらない 生きている意味が見当たらない ああ そうか 唯一を求めていた命の証 それは生きる意味だったのか 何のために どうして生きているのか ずっと理解できないでいたから 生きる意味を探そうとしていたのだと
止まり木
2013年11月29日 02:30
人は未来を目指しながら生きている 命が続く限り未来は存在し 生きる人の数だけ未来もある 未来を目指す中で心が傷つき 嫌になって逃げ出したくなるかもしれない けど僕らは進むことは出来ても戻ることはできない そんな僕らが目指す道には休む場所 僕らだけの止まり木がある 止まり木も人の数だけ存在し 人によって何が止まり木なのかは違っている 友達や恋人 ペットや場所 人によって変わる止まり木は未来を目指す僕らを 癒してくれる場所でもある そんな中で君が未来を目指すのに疲れて 歩きたくないと
nobody
2013年11月29日 02:30
目まぐるしく動く世の中で 名前なんてあっても意味がない そう感じてしまう 世界から見れば名前なんてただの記号で 世の中を動かすために生きている歯車の中の一つ 言ってしまえば『誰でもない』 僕ら人はそんな存在かもしれない だから今ここにいる僕も 不特定多数の『誰でもい』の一人でしかない だけど 誰でもない存在だと嘆いても 別に僕は『特別』になりたい訳じゃない ただ誰かに必要とされたい それだけで構わない 誰かが僕を必要としてくれるのなら 『誰でもない』僕のま
共にいれるということ
2014年02月14日 00:00
君の傍で話をすること話を聞くこと そんな些細なことが大切なんだと 感じるようになったのはいつからだろう 僕には僕の時間があって 君には君の時間がある その時間では 僕の知らない君がいて 君の知らない僕がいる 僕と君の生き方が違うのだから 当たり前かもしれないけれど そんな当たり前のことだからこそ 大切だと感じてしまうのかな この先の2人がどうなるかなんて 僕には分からないけれど 君と一緒にいられるのなら ほんの僅かな時間でも大事にしたい 君の話に耳を傾け 僕のどうでも良い話をして 他愛のない話で笑いあおう いつ
未来への残滓
2016年06月15日 23:30
すべてを諦めたと嘯いて 世界を拒絶していた 誰かを思いやるなど 煩わしいと感じていた だけど不意に 自分に似合わない 未来想い描いて 嫌気が指した 捨て去ったつもりでいた 未来への未練 心の片隅にあった残滓が そんな未来を望んでいたのかな
消えゆく欠片
2016年06月15日 23:30
真面目な奴が苦しみ 不真面目な奴が楽をする 理不尽な世界 何の為に生きてきたのか 何がしたくて生きていたのか そんな事を夢想しても 今更仕方ないかな ボクがいなくても この世界は 何も変わらない 誰かの記憶から 消えゆくボクの欠片 その欠片が消え去れば ボクは完全に世界から消えるだろう だけど キミの記憶にほんの僅かでも 消えゆくボクの欠片が 少しでも残るなら それだけで こんな汚い世界でも 生まれて良かったと 初
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